2006年05月04日

初めてiTunesを -私的Macオーディオ化計画その3-

前回までの超省略あらすじ

今、目の前にあるMarantz PM-88SEからは今までとは比べ物にならない素晴らしいサウンドが聴こえていました...しかし、友人宅で聴いたそれとはほど遠いサウンドだったのは確かでした...(Marantzのオーディオの音が悪いと言う意味ではありませんよ...嗜好の問題ですから[汗]...)

その時点で手に入れてから一ヶ月...わたしは悩み出すことになりました...
Au-d907f.JPG

photo by Kazuyuki Kagawa

あのとき聴いたシルクの様な滑らかな心地よいサウンド...あの感覚を自分の部屋で味わえれば、自分のモノに出来れば、これほど嬉しいことは無いのかもしれない...

Marantz PM-88SEで満たされたと思っていた物欲が再びふつふつとわき上がって来たのは、もしかすると当初から、わかりきっていたのかもしれません(汗&笑)...

さて、そのお目当てのサウンドを聴かせてくれる、当のSansuiは既にプリメインアンプの生産を行なっておらず、山水電気のサイトを見ても何らかの製品を生産、販売している様子が全くない(汗)...となって来ると手に入れる方法はリサイクルショップを自らの足を使って探し歩くか、ヤフオクということになる。

と言うわけで、一番手っ取り早いヤフオクで手に入れることにしました(笑)。とにかく友人宅で聴くまでSansuiのプリメインアンプにどういった種類があるかどうか、どういった機種があるのか、といった事も学生の頃に見たFM StationやFMレコパルで見た広告、批評以外ではほとんど知らなかったので、ネット上で色々と調べた結果607、707、907シリーズがもっともポピュラーなモノだとわかり(と言うよりは思い出した[汗&笑]??...)、友人宅で聴いたモデルも、この中の80年代後期のモデルだと言うのがわかった(これも思い出した[汗&笑]??...)。

そこでヤフオクのアンプの一般にある「サンスイ」に出品されている商品の入札額を調べてみると...どれも金額(落札価格)が高い(汗)...やはり多くの方々が学生時代に憧れていたSansuiは未だに人気が高いらしい。

話は少しそれますが、最近復活し始めたピュアオーディオの活気は、年齢も重ね収入も少しは安定し多少は趣味にもお金が使える様になった方々が、その昔、学生だった頃に憧れていたオーディオ達がヤフオクで破格の値で多く取引されているのを見つけ、躍起になって落札し始めたのがピュアオーディオの活気が復活した切っ掛けだとか。

わたしがSansuiプリメインアンプを手に入れようと決意をした時期、Sansuiのアンプは現在と違いオークションでの出品数も多くそこそこ選べるぐらいの量が流通していたので、とにかく状態の良さげなものが出品されるのをじっと待っていました。

狙っていたのは907シリーズ、出来れば「AU-D907X Decade」がネット上でも非常に評判が高かったので、それを狙っていたのですが如何せん人気機種は落札価格が高い(汗)...わたしが1万円前後で落札を考えていても、ほとんどのオークションが3万円台の落札価格で取引を終えていました。これが80年代中期以降に生産されたαシリーズになるとさらに落札価格がつり上がってしまいます。

そこで臨機応変に予算に合わせ機種を変更することにしました。次に狙うことにしたのがAU-D907F、AU-D907F Extra、AU-D907G Extraの内のどれかを落札することでした。

この三機種はAU-D907X Decadeと比べると人気が低く、落札価格も低かったのが、その理由です。AU-D907X Decadeを一生懸命落札しようとして敗れ去ること4回...そして5回目にしてやっと手に入れたのは「AU-D907F」でした。

しかも、幸運なことに一万円を切る価格で落札することが出来たのです。さて、数日ののちに届いたAU-D907Fは重さにして17.5kg、腰を痛めない様にオーディオを設置している場所まで運びこみ、まずは正常に電源が正常に入ること、そして、音が再生されることを確認しました。

Marantz PM-88SEに繋がれていた、当時所有していたスピーカーYamaha NS-10MとPowerMac G4に接続してあるDelta-66からのケーブルがプリメインアンプに届かなかったため、CDプレイヤーのPioneer PD-T04Sを接続しエイジングも兼ねて鳴らしてみることにしました。

再生に使ったのはRobert Palmerの「Some People Can Do What They Like」。1976年に発表されたR&B色の濃いアルバムでLittle Featを思わせる楽曲も収められた作品です。さて、一曲目の「One Last Look」はイントロがルパン三世の作曲を手がけていた大野雄二氏を連想させる様な印象のR&Bナンバー。

初めてAU-D907Fを聴いた印象はMarantz PM-88SEとは明らかに違う高域の再生音の滑らかな美しさでした。聴いていて全く疲れないのです。中域から低域は締まり良く纏まり、PM-88SEの様にブンブンとBassをゴリ押しして来るような印象は全く無く、非常にゆったりと聴かせてくれます。

本当に手に入れて良かったと思った至福の瞬間でした...あまりの気持ちよさに久々にCDを入れ替えては聴き入ってしまいました。再生を確認したのでPM-88SEと場所を入れ替え、Macとも接続した後に念のためにiTunesから再生を行なってみると、なんと先ほどと全く違うほどクッキリとしたサウンドを聴かせてくれるではありませんか。

これはMacから再生しているからその様になっているのかと思いCDプレイヤーのPD-T04Sから先ほどかけたRobert Palmerの「Some People Can Do What They Like」を再生してみると、なんとこちらも先ほどとは全く違う見違えるほどのサウンドが...原因は設置場所にありました。

先ほどまではフローリングの床にじか置きにしていたのですが、メタルラックに収め、さらにインシュレーターの下に堅いコルクポードをしっかりと敷いた事でスピーカーから発生する振動がカットされたのが、その原因の様です。まあ、良くなるのならそれに越したことはありません。

さて、Sansui AU-D907Fが加わったことでわたしの財政状態ではこれが最強のラインナップだと思っていました。iTunesから再生されるサウンドには揺れが無く、さらにAU-D907Fから流れて来るサウンドはどこまでも包み込む様に心地ちよく、わたしの体に浸透して行く様でした。

しかし...何かがモノ足りません...そう、次はスピーカーのサウンドが気になり始めたのです...本当は密かにNEC A-10も聴いてみたいんですがねえ...物欲はまた、またつづく...

当ブログ-初めてiTunesを -私的Macオーディオ化計画その2-

オーディオ懐古録-Sansui 07シリーズの系譜-

ダイナミックテストを飾った名機達-Sansui AU-D-

Yahoo!オークションでSansuiプリメインアンプを探してみる

たのみこむ-Sansuiの大復活を切望します-

オーディオの足跡-Yamaha NS-10M-

オーディオ懐古録-NEC A-10-

アンプのアクアオーディオラボ(aqua-audiolab.)

Robert Palmerの「Some People Can Do What They Like」(アフィリエイトリンク)
posted by 賀川和之 at 23:38| Comment(0) | TrackBack(0) | Audio | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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