2006年05月30日

お間抜けな話ですが

全く知りませんでした(汗)...
dtc-1000es-03.jpg


SonyのDATの生産が昨年末で終了していたなんて(涙)...

わたしがまだプロを目指して音楽に夢中になっていた頃、自身のバンドの録音はSonyのDAT Walkman「TCD-D8」を利用していました。練習スタジオでAudio Technicaのステレオマイクを立てて録音したサウンドは当時としては非常に高音質なサウンドで練習帰りの喫茶店などで録音内容をヘッドフォンで聴いているとステレオマイクの裏側で聴こえる物音が見事に録音されており、思わず「自分の背後で物音がしたのか」と振り返ってしまうほどでした(笑)。

TCD-D8.jpg


DATはバンドの生録だけではありません。自宅では大好きなアーチストのCDを友人や知人から借りた時はわざわざDATに録音していたものです。未だにその録音テープもしっかりと保存してあるのですが、肝心のDAT Walkmanが頻繁に故障する様(ローディングが正常に出来ず、録音が出来ない)になり、自身も音楽活動から遠ざかってしまったためと、その頃に購入したCD-RドライブにCD録音の座を奪われてしまいすっかり利用機会が減ってしまいました(涙)。

現在の住まいに引っ越してからは引っ越し時の梱包のまま放置という、可哀想な状態...恐らく今持ち出しても再生ぐらいは出来るかもしれませんが、さすがに録音となると修理を行なわないと正常に動作出来ないと思われます(涙)...

しかし、我が家にはDAT Tapeに録音した当時の生録や大好きなJazzギタリストPat Martino氏の「STRINGS!」が残されているのでどうしても処分する事が出来ないのです(涙)...(Pat Martino氏の「STRINGS!」はCDを買えば済むだろう

と言われそうですが[汗&笑]...)それよりなによりDAT Walkman TCD-D8には当時の思い出が沢山詰まっております...もし処分してしまえばその時の思い出も一緒に無くしてしまいそうで悲しくなるのです(涙)...

メディアとは罪深いですねぇ...いざ商業的に需要が無くなれば容赦なく消えて行くわけなのですから...今現在、仕事での商談で録音が必要な時は以前の記事にも書きましたmpio「FY-400」ならモノラルマイク内蔵ですから簡単に録音出来てしまいます。しかし、このFY-400の様なフラッシュメモリベースのモノはMacやPCのHDDにデータを移してしまえばそれで済むのですが、HDD自体も今後未来永劫残って行くわけではないのですから、その時に録音データはどうすれば良い??と言う事になります(まあ、商談の録音を未来永劫残す事なんて無いでしょうが[汗&笑]...)。

Dat tapejpg.jpg


そう言えば、数年前どこかの博物館だったか記憶が定かではないのですが、現在の文明を未来人に伝えるためにタイムカプセルに様々な資料と一緒に記録物を保存したそうです。

その際、どの様なメディアを利用して保存したか分かりますか??...なんと、全ての資料を「紙」で保存したのだそうです(ビックリ)...理由は簡単...「今までだって記録メディアは数十年ごとに変わり続けて来て、しかも読み込む機材そのものが無いと内容が分からない、利用出来ないメディアばかりでしたから、それなら紙で残しておけば、未来人がその内容を読めなくとも「見る」ことや「知る」「解析する」ことは出来ますからね。掘り出してみて、いきなり見たことも無いキラキラ光る円盤が出て来たって、一体どうして良いのかサッパリ分からないでしょう??」と言う様なことを言われていました。

いや〜〜〜、正しくその通り(笑)!!CD-ROMやDVDが遥か彼方の未来に残っているとは限りませんからねぇ(笑)...しかし、この考え方って...逆に捉えてみると今現在発掘されている遺跡に書かれた文面はもしかすると「書いておけば、誰でも見ることは出来るだろう!!」と考えて書かれていたならば...遠い過去に超文明があったのも、もしかするともしかしてですかねぇ(汗&笑)...

ああぁぁ...また話が大幅にずれてしまったぁ(大脂汗)...

追記
今回Mac一回しか出て来なかったですねぇ(汗&笑)...

コデラノブログ-誰がDATを殺したか

ITmedia+D-ソニー、DATの国内出荷を終了

AV Watch-ソニー、DAT製品の国内出荷を終了−12月初旬にレコーダ出荷を停止。テープ販売は継続

Wikipedia-DAT

オーディオ懐古録-DTC-1000ES

http://ja.wikipedia.org/wiki/ウォークマン

こさぴーのAudio onlin8-DAT博物館 TCD-D8

Pat Martino氏の「STRINGS!」ってどんなの??

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posted by 賀川和之 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | Audio | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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