
コンピューターというインスピレーションを元に新しく設立したNeXT Computerから販売されたNeXTcubeからです。(WWWを考案、開発したのはTimothy John Berners-Lee氏。彼は1989年研究のために集まった世界各国の研究者達の論文を誰でも簡単にすぐ読める様にするためにWorld Wide Webを考案、開発した。世界で一番最初のWebページを自身のNeXTcube上に設置した。彼はNeXTcubeに搭載されているOS、NeXT STEPでなければ制作に一年以上かかっていたと証言している)

NeXT ComputerはSteve Jobs氏がAppleを離れた際に手放した650万株から(彼はAppleの決算報告を受けるために当時1株だけ手元に残した)700万ドルを投じて設立されたとのこと。しかし、'85年のスタートから'87年には製品を投入出来ると考えていたところが、その願いを他所にズレにズレ発表が'88年秋、出荷は'89年になってしまったそうです。

完成したNeXTcubeはOSにNeXT STEPというGUI OSを搭載し、Paul Rand氏デザインのロゴ、frog designによるマグネシウム合金製のマットブラックの筐体、フロッピーディスクの代わりに独自の光磁気ドライブ、そして、本体からモニター、キーボード、プリンターまでの配線が最小限になる様にデザインされていたのが特徴でした。そのNeXTcubeに搭載されていたNeXT STEPが現在Macで採用されているMac OS Xの元になったわけです。
しかし、当然これだけの内容を当時行なうには当初用意していた資金などすぐに食いつぶしてしまったそうです。そして、'87年に2000万ドル、'89年に1億ドルの出資を受けているそうです。
(このビデオ...35分08秒もあります(汗&笑)...これを見ていると、当時既にこれだけの技術があったのを知り非常に驚かされますし、正しくMac OS Xの「素」がここにあります[笑])
当時、Jobs氏が語ったところによると「5年は先取りしている」と発言されていたそうですが、現実にはMac OS Xが登場するまでの10年以上を先取りしていたとも言えるわけです(笑)。

さて、このNeXTcube商業的にはマグネシウム筐体のコストやMotorolaからのCPUの供給の遅れ(結局Appleに復帰しても同じことに悩まされ続けて来たわけですね[汗]...)に悩まされ失敗に終わり、'92年にIntel版のOS単体を発表。'93年にはハードウェア部門をCanonへ売却。それに伴い社名をNeXT Softwereに変更、そして、'96年...Appleに買収される。という道筋となるわけです。
これを見ているとJobs氏は現在起こっていることの元の繋がりをこの時期に創り上げている印象がありますねぇ(笑)。特にCPU供給に悩まされる部分とIntelで動作するOSを発売したことですね(笑)。
しかし、まあ...見事に色々なところで現在の重要な部分が繋がっていますねぇ(感心感心)。
本文はWikipediaの記事「NeXT」などを参考にしております。
Wikipedia-NeXT
Wikipedia-NeXT STEP
http://ja.wikipedia.org/wiki/ティム・バーナーズ=リー
Wikipedia-World Wide Web
http://ja.wikipedia.org/wiki/ポール・ランド
http://ja.wikipedia.org/wiki/日本最初のホームページ
日本最初のホームページ
frog design-NeXT
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