しかし、この時点で気が付いたのです「Bose201も301も、まだ実物を一度も試聴した事が無い」という非常に間抜けなことに...

久々にAudioネタです。気が付けば2ヶ月近く書いていませんでした(汗&笑)...
さて、Boseと言うとAudio好きの方々からはあまり良い様に言われていない事が多いことでも知られています。わたくし自ら言うのもなんですが、実家では幼い頃から音楽好きでAudio好きの両親の御陰で毎日音楽漬けでした。
物心ついた頃から既にフルサイズのオーディオ一式があり、日曜日の朝は毎週レコードをかけながら家族全員で家の掃除をしていました。そんな環境に育っていたので知識はそれほど持ち合せていませんが、多少なりともAudioに対する愛情と音には五月蝿い方だと思っています(笑)...ですからわたくしも手放しで「Boseが良いらしい!!」と飛びつこうとは思っていませんでした。
っで、早速、京都で最もAudioを取り揃えている電気屋さんへ時間をとって向かったのです。とにかく片っ端からBoseの展示機を試聴してやろうと...
試聴用のCDはその頃毎日の様に聴いていたPat Martino氏の「Exit」。店頭で色々と試させて頂いたのですが、当初全く考えてもいなかったModelが非常に気に入ることになりました。その当時でも既に型落ちの機種として処分価格になっていた「121」です。

その日は301V、201V、55WER、そして33WERと試聴しどのModelも非常に優等生でした。301V、201Vは例の記事でも読んだ通り好ましい音作りがなされており記事に偽りがないことに安心しました...
ただ、55WERと33WERは悪くないのですがあまりにも音が優しすぎる印象があったのです...55WERになるとスピーカースタンドも必要ありませんから「設置も楽なのに...」と思っていたのですがどうもしっくり来ない...

っで、ちょうどその隣に処分価格として展示されていたコンパクトサイズの121と125が見えたので、それも試聴させて頂いたのです。主に聴いたのは「121」。
これが全くもってビックリたまげたのです。一番元気のなさそうなコンパクトスピーカーから、そのサイズには釣り合わない驚くほどストレートでパワフルなサウンドが飛び出して来るではありませんか。もう、Pat Martino氏のGuitarのフレーズがゴリ押しで鳴り響いているのです。
しかも、その日に聴いたBoseやそれ以外のスピーカーの中で聴いていて一番「楽しい」。
音質に関しては時間をかけて予算内でベストなクオリティーのモノを自分の耳で選んだあとは音を楽しまなくては「音楽」ではなくなります...その意味でも「121」はその時点でわたくしにぴったりのスピーカーに思えました。
しかし、あくまでその時点で...この直後にAudioの儀式チックな世界になぜ多くの方々がハマってしまうのか、その理由を自身で体験する出来事が待っているのです...
つづく...
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