
製品開発のサンプルとしてAppleが取り寄せたのは有名なお話。恐らくdesign家電好きのJobs氏の影響ではないだろうか。
dysonの「DC02」は6色のカラーで展開されていた。それに対して1G iMacのRev.Cでは5色のカラー展開が行なわれる。これも結局design家電好きのJobs氏がdysonの製品を知ったのが切っ掛けだったのかもしれない。
(こんな癒し系のAppleのCMは珍しいかもしれない。曲はThe Rolling Stones「She's a Rainbow」)

(YUMとは「おいしい」という意味。脳が美しいdesignを「食感」と同じ部位で感じていることを理解してこのコピーを使用したのかどうかは分からない)
1999年10月にNew iMacのスッパ抜きがあり、これに背中を押される様にAppleは1.5G iMacにあたるiMac DVを発表する。designは筐体の透明度が高まり、1G iMacをリファインしたという印象が強かった。このModelからharman/kardonのスピーカーが採用され、パソコン本体内蔵の小型スピーカーでも音楽が楽しめることを証明した(20th MacではBoseを採用していましたが、あれは別格ということで...)。これも発想としては「家電」の発想が取り入れられている様に感じられる。


(この頃登場したharman/kardonのsound sticks II。もうAppleがリビングに進出したい想いがプンプン匂う[笑]...)
そして、これを読んでいるあなたも当時は驚いたであろう、AppleではEarly2001 iMacと呼ばれる21世紀最初のiMac、FlowerPowerとBlue Dalmatianの登場である。同年に登場したiTunesとの組み合わせを受け「Rip.Mix.Burn.」をコピーとして謳いCD-RWを搭載して登場する。これもまた「家電」の流れを感じさせる部分である。

(実はわたくしFlowerPowerが未だに欲しくてねぇ[汗&笑]...でも、置いておく場所はありませんが[涙]...)
ちなみに「Rip、Mix、Burn」は当時のDisnyのMichael Eisner CEOに著作に対する海賊行為と散々叩かれる。
この頃の筐体designは前年の夏から落ち着いた色合いに変更されGraphite以外は全てのカラーが変更されていた。この頃から当初あった「iMac熱」が急速に冷め始め、やがて緩やかな終息を迎えることになる(わたくしは、当時この筐体カラーの変更はiMacのリサイクルに関し米国内で機関から厳しく対応を求められていた為に、比較的リサイクルの行ないやすいモノに変更する為に寒色系のカラーに変更された
(今見てみても非常に美しい色合いのSage。たった数ヶ月でラインナップから消える...キッチンに映える色合いはコンランショップあたりで展示して欲しかった...)
ちなみに最後の1.5G iMacの筐体カラーはGraphiteとSnowのみのかつての隆盛から考えると非常にシンプルなラインナップで終息を迎える。

まだ...つづく
dyson-DC02
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wikipedia-iMac
wikipedia-iTunes
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OS9を入れて使いたいです。
でも置くところ無いっす...(T T)
お互いに広々としたところに住みたいですねぇ(涙)...