2006年08月01日

次期コンシューマーDeskTop型Mac私的身勝手妄想考察 -2G iMac-

あまりにも違う意味で衝撃的なデビューを果たした2G iMac。
Time_2002_imac_G4.jpg


1.5G iMacは途中から急速に市場が冷めきった為に2G iMacは非常に厳しいともいえる状況のなか、2002年1月その発表の時を迎える。

発表当時のわたくしの感想をハッキリと言おう...

「...(フリーズ)...」

これが2G iMacが登場した際わたくしの頭の中で起こった出来事である。それから暫くして間近に2G iMacを見るまでは「Appleは何故にここまでオーガニックなdesignに走ったんだ(汗)??...」と思い込んでいた。


(2G iMac登場時の観客の盛り上がりがいつもより弱い様に感じるのは気のせいだろうか...1G iBook発表時とは違う様に感じる...)

そして、2G iMacが店頭に並んだ当日にわたくしの目に飛び込んだその姿は「艶かしい...」。それまでネット上から感じられた姿とは全く別物の様に思われた2G iMacは見る見るうちにわたくしの心を掴んでいった。特にその特徴となっていたスイングアームの動きはあまりにも感動だったのを覚えている。

iMac-G4.jpg


その頃のApple製品は「見て分かる製品」がほとんどだったが、1G iPod以降「さわって分かる製品」が出始めていた。2G iMacも見事にその部類の製品に当てはまると思われる。しかし、この2G iMacを生み出すには相当の苦労があったらしい。

2G iMac開発開始当初Steve Jobs氏はJonathan Ive氏に対して、こう求めたらしい「全ての部品がその役割に忠実である様に創って欲しい」。Jonathan Ive氏率いるdesignチームは当初からいきなり高いハードルを求められた事になる。

この課題に対してJonathan Ive氏は当時designチームをまとめあげるのに相当苦労したらしく、その開発にあまりにも今まで以上の苦労をしているJonathan Ive氏を見かねたSteve Jobs氏が自らJonathan Ive氏を自宅へ食事に招いた。そして、訪れたJonathan Ive氏を自宅の庭に連れ出しこう言ったらしい「新たらしいiMacのdesignで困っているなら庭で咲いているヒマワリを観察してみればいい...」。彼は自然の中にある「存在」は無駄な部分を持っていない、つまり「全ての部品がその役割に忠実である」と言いたかったのかもしれない。そして、2G iMacの基本designがSteve Jobs氏の自宅の庭から生まれる事になったらしい。

sunflower_01.jpg


わたくしは2G iMacのスイングアームに関してはどうしてもArtemide社の「TOLOMEO」を思い出してしまう。Pixar映画のオープニングに出てくるライトにも似ているが...

TOLOMEO.jpg



さて、2G iMacと1G iMacとの違いはその姿であるが、最も大きな違いはそのコンセプトではないだろうか。1G iMacが「家電」としてのパーソナルコンピュータを模索していた様に感じられたのに対し、2G iMacはストイックなまでにデジタルハブとしての「パーソナルコンピュータ」に徹していた印象がある(それは3G iMacでも同じ様に思われる)。あくまで私見だが恐らくそのような流れになったのはiPodが登場した事で「家電」のコンセプトはiPod関連へ移行された為ではないだろうか(最近はMac miniも組み入れられている気がするが...)。

わたくしが今でも2G iMacが気に入っている理由は、目線が楽な高さにモニターの位置を持って来ると、本体部分がモニターに隠れてまるで「空中にモニターだけが浮いている」かの様に見えるその姿が究極のシンプルさに感じられたからだ。そして、なによりユーザビリティーに長けていた。残念ながら3G iMacはこの部分で劣っている事になる(恐らく3G iMacが「モニターだけ」に見える様にdesignされたのは2G iMacの「モニターが浮いて見える」「本体が見えない」から来ている様に感じられる)。

mwny3_03.jpg


さて、余談だが2G iMacからモニターが年を追うごとに17"、20"と大型化されるのだが、17"が登場した2002年の夏からAppleは製品ロゴの書体を「Apple Garamond」のセリフ体から「Myriad」のゴシック体への変更を行ない、広告などがよりシンプルでストイックな印象に変化する。

imac-logo.gif

こちらはApple Garamond

mwny3_02.jpg

こちらはMyriad


まだまだ、つづく...

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posted by 賀川和之 at 23:56| Comment(4) | TrackBack(1) | design | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
待ちに待った(というと大げさですが)
2G i-Macの解説です。
この魅力的なフォルムに、Macを買おう!と決心させられました。
と、言っても、買ったのは去年の今頃で、しかもPowerBookなので決心した割にはずいぶんと長い時間かけたね!と突っ込まれそうですが、当時ボーナスの無かった私にはMacは高すぎました。しかも次々に新モデルが出て目移りしちゃうし・・・。最終的に購入した理由は、一つ前の記事での聴覚からの感染でした。(ボーナスが出る会社に転職したのが最大の理由ですが(^_^;))
こんなに使いやすくて、同期もスムースにいくなら、Mac買えばいーじゃん。で、その時一番格好いいと思ったPowerBookを購入しました。今のインド人風PowerBook(カメラ内蔵)よりシンプルで素敵だと思っております。
Posted by ぼじぃ=じゃんこ at 2006年08月02日 03:18
どうもです(笑)。
これだけ愛情をかけて貰えれば、Appleのdesignチームの
方々も喜ぶのではないでしょうか(笑)。
Posted by macuser at 2006年08月02日 09:00
通称「大福」。
カッコイイですよね!
オイラ、このデザイン大好きです。
「Cube」の次にですけど...

傾けても、液晶の角度が変わらないのには感動すらしました。
初期型iMacG5とそんなに変わらないスペックに最初はオイラもどちらを買うか迷いました。

結局「iMacG5」を買ってしまいましたが...
このデザインは永遠です(^^)
Posted by retro at 2006年08月03日 20:04
正直、最初は戸惑いましたがさわって感動するdesign
とはよく創り込んであるなと思います(笑)。

Cubeと並んで名機ですよ(笑)。
Posted by macuser at 2006年08月04日 08:42
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