
と言いたいところなのですが...(いや...MonkeyとくればMonkey Magicとなるかもしれない...もちろんゴダイゴの方で[笑]...)AppleにとってMonkeyはマーケティングの必要要素らしいのです。
これはRetro@Diary 〜Rev.B〜さんでも取り上げられているmaclalalaweblogさんの記事「アップル流マスコミ操縦術」に関しての内容です。
ここではAppleの情報戦略に関する事が書かれており、つまりAppleの情報を効率よく効果的に情報の価値を高めつつ多くの場所で露出させる為のジャーナリストの扱い方に関して書かれている訳なのですが、ここでは記事を「餌」として捉え、つまりMonkey=ジャーナリストに与えているという事が書かれているのです。
しかも、そこは抜かりの無い秀才集団Appleさん...抜け目はありません。餌を与える量も適切に計算しながら与えているのです。そして、わたくしたちBloggerはどんな餌にでも飛びつく「野良犬」として扱われ自らのBlogにアクセス数が増える事に悦びがあると思われている様です。
まあ、米国で表現される言葉は日本人のわたくし達からすると酷く差別的な表現の言葉に聴こえますが、これは言葉の文化の違いだろうと思われます(元の記事に悪意があったら悲しいですが...)。
マーケティングに関して知っておられる方ならご存知だと思われますが、PPM(Product Portfolio Management)の概念として分かりやすくチャートとして表現された表があるのですが、その4つのマスに分かれた表にはそれぞれこう書かれています。「負け犬」「問題児」「金のなる木」「花形」。
ちなみにこの内容は教科書に書かれているのです。勉強された事がある方なら当たり前でしょうが、全く知らない方は教科書に「負け犬」や「問題児」「金のなる木」と書かれていると日本語の様にどちらかというと「品」を優先した言語に育った日本人には気が引けてしまうことでしょう(他国の言葉に品が無いという意味ではありませんのであしからず)。
さて、話を戻してApple流情報操作術は過去の経験で得た今までの辛い体験を逆手に取った行動だと思えます。これに関して同じ事をRetro@Diary 〜Rev.B〜のretroさんも書かれておられます。Appleはそのアメリカンドリームの象徴として常にマスコミから注目を集め、米国では教科書にSteve Jobs氏とSteve Wozniak氏が載っており、まず知らないという事が無いのですから注目の度合いが違います。

日本の教科書にAppleの社歴が詳しく書かれている様子を想像してみて下さい(もし載っていたら毎日100点を取るつもりで勉強していただろう...)。そうなって来ると全く感覚が違うと思うのです。その御陰で過去には散々な目に遭い、Appleの歴代CEO達はマスコミの対応に消耗して行ったのです(マスメディアにほとんど現れないCEO Michael Spindler氏みたいな方もおられましたねぇ...)。
この背景を知れば現在の極端に情報操作を行なうAppleの姿勢もあまり責める気になれないかもしれません。そして、実際にはこの締め付け過ぎた情報操作の御陰で少しでもコントロールを誤り情報に対する期待値を高め過ぎたりすると、顧客からの「失望」が待ち構えているのですから良い事尽くめでは決して無いのです。
その為に最近は過熱し過ぎた状況を感じ取ると、どこからともなく情報がわざとらしく流れてきたりしているのかもしれませんね。ですから、結局この情報操作のサイクルにあるAppleやジャーナリスト、そしてわたくし達Bloggerもそれぞれ「共存の関係」であると思われるのです。AppleさんにとってはジャーナリストもBloggerも存在が無くては情報の流す先がありません。

っで、ここからはretroさんが書かれていた内容に関して...「情報のサイクルの中での共存関係」が理解出来ない方々の中には「噂系サイトから情報を引っ張ってくるblogは居なくなれ!」と思われておられる方もおられる様子。
これをそのまま鵜呑みに実行してしまうと今までの流れではAppleさんは非常に困る事になります...そして、ここから先はあくまで私見なのですがBlogなどに書かれている「妄想」「クレーム」それらは全てユーザからのリクエスト...つまり「願い」そして「希望」なのです。
だからそれを否定してしまうのは「今後の可能性」を否定してしまうのと同じ様なことになってしまいかねないのです(まあ、内容が善意に基づいているかどうかが重要な要素になりますが...)。
先日も書きましたが、Blogがトラックバックで繋がって行くことで一つの巨大な思考回路になると思っています。並列か直列かはわかりませんが多くの人々の「脳」をネットワークで繋いであらゆる可能性を計算で求めているのと全く同じことの様に思えるのです(パーソナルコンピュータでの繋がりを有効に利用する発想ではSETI@homeがありますね。宇宙人を捜すお手伝いなんてワクワクするじゃぁないですかぁ)。
これを深めて行くと無意識下の繋がりとか、シンクロニシティ現象とかに繋がって行くのかもしれませんが、これは大いに利用して損は無いと思われます。
今日タイミングよく某国営放送で今書いている事と同じ事がWeb2.0の紹介として放送されていました。まあ、この事も引っ括め今後も皆様コメントやトラックバックであらゆる可能性を見いだそうではありませんか。
そうそう、maclalalaweblogさんの「アップル流マスコミ操縦術」の元記事は今後続きが掲載される様子。そちらは明るい方向の内容の様なので楽しみにしておりますよmaclalalaweblogさん。
というわけで...
これからもワクワクでしょでしょ?♪♪
(最近これをやらないと気が済まないらしい[大脂汗]...)
maclalalaweblog-アップル流マスコミ操縦術
Retro@Diary 〜Rev.B〜-情報を隠す人、それを追いかける人、そしてオイラ
wisdom-PPM(Product Portfolio Management)
IT用語辞典e-Words-Web2.0
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記事も取り上げて頂き御礼です。m(__)m
この先も楽しいコミュニティーが続いて行けば良いって本当に思います。
どうもありがとう御座います(笑)。
御陰さまでネタで助かっています(爆)。
今後もコミュニティーの繋がりを広げて行きましょう(笑)。