2006年09月08日

元長靴製造会社

だったのは
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今や携帯電話などで最先端の技術力を有する本社がフィンランドのヘルシンキにあるNokiaですが(厳密にはフィンランドにて1865年製紙会社としてスタートしたが社名が違った)、第2次大戦後に電信関連の企業を買収したのを切っ掛けに電化製品関連に進出し多角経営化と経営再編などを経て現在に至っています(極端な事を言えばお豆腐屋さんが自身のスキルをコンテンツ化する事により将来IT企業になる可能性があるという事です)。

そして、最近一部のMacユーザも(わたくしも)関わる事になったバッテリーリコールが記憶に新しいSonyはNokiaとは反対に元々電化製品からスタートを切り、現在では保険会社から出版会社、映画会社、銀行などなど多角経営化が行なわれており、現在のSonyはその多角経営化の為に本来の「Sonyブランド」を無くしていると多くの場所にいわれている様です。

さて、そのSonyを心配してか話題にしたいのかCNET Japanが「PS3、ウォークマン、VAIO--本業回帰を図るソニーの復活のカギはどこに?」というSonyブランドに関するアンケート結果を中心にした記事を掲載していました。そこに掲載されているアンケート結果で「普段から使っているソニーブランドの製品やサービスは?」という設問の結果は一番に「家庭用ゲーム機」二番に「パソコン」三番に「携帯型デジタル音楽プレイヤー」となっていました。

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以外です...といいますか、わたくしが単に年齢を重ねているだけなのか知りませんが、わたくしはAV機器関係が一番に来ると思っていただけに「家庭用ゲーム機」が一番、二番に「パソコン」とは...記事にも書かれている通りPlaystationが登場してから既に12年が経過していますからゲーム機メーカーと言われてもおかしくないのは確かです...

playstation.jpg


そして、やっと三番目に「携帯型デジタル音楽プレイヤー」が登場です...しかし、携帯型...AV機器ではありますが家庭で構えて聴くAudioとまでは行きません(まあ、昨年から消費者の嗜好はアウトドアに向かっていると言いますからね)...ちなみにアンケート回答者の5人に1人がSony製の携帯型デジタル音楽プレイヤーを利用していたそうです。

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っで、本題の「復活の鍵」に関してもアンケート結果が掲載されていたのですが、鍵になる一位は「ゲーム機(PLAYSTATION 3など)」...またしても...なぜに??...二位は「ハイビジョンテレビ」、三位は「特定の製品がカギを握ると思わない」。三位がもっともらしい答えだとわたくしは思っているのですが、皆さんは如何でしょうか??

一位になっている「ゲーム機(PLAYSTATION 3など)」なのですが、確かに現代の最先端の複雑な技術力を象徴していますし、派手ですから聞こえは確かに良いと思います。実際に以前も取り上げました通り凄い内容になる様ですから当たっているとは思います...しかし、しっくり来ない...やはりSonyの原点である「音楽」では無いからでしょうか??

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確か「Sony」という名は東京通信工業から社名を米国向けとして付けられたのがその始まりらしいのですが、そこに込められているのは「Sonic(音波)」という音にからんだ意味合いが込められています(そこに子供という意味が一緒になってSonyらしいです)。ですから起源は「音楽」であるのですからDigital Walkmanなどでそのとっかかりを見つけてきて欲しいのですよねぇ。先日紹介しましたMZ-RH1は見事にSonyらしい製品だとわたくしは思っていますしね。

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なにはともあれ「Sonyブランドが好き」という方は62.2%、「嫌い」は6.5%(「どちらともいえない」は31.3%)。好きと言ってくれる方々が嫌いの約十倍もいるのですから、まだまだSonyは良い製品さえ出せば多くの方々が支持してくれるはずです。わたくしだって以前のSonyの様にAudio機器で良い製品を出して頂ければいくらでも購入を検討させて頂きます(ただし故障はしないでね[大脂汗]...)。特に最近あのMZ-RH1はわたくしの購入リストに思い切り載っております。

先日もWBSでSonyのMZ-RH1が取り上げられ少しずつですが活気を取り戻す機会を得そうな空気が出てきている様子です(あの時のSony担当者の方はインタビューで優れた音質の話を出しませんでしたがどうして??それが一番の強みでしょ??)。あとはアンケート結果なぞに振り回されず、これだぁ〜〜〜〜〜!!と思った優れた製品を出して行けば、これぞSony!!な製品が復活して行くはずです(最近の製品開発ではアンケート結果から良い製品は作れないそうです)。わたくし個人としては願わくば...MZ-RH1のHDデジタルアンプを利用したiPodをAppleと一緒に出して頂ければ(爆)...なんてったって、実はSonyの魂がマーケティングに活きていたiPodなのですから、きっと天国の盛田さんも喜ばれるはず!!

CNET Japan-PS3、ウォークマン、VAIO--本業回帰を図るソニーの復活のカギはどこに?

http://ja.wikipedia.org/wiki/ソニー

ノキア・ジャパン株式会社

http://ja.wikipedia.org/wiki/ノキア

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posted by 賀川和之 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | Market | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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