2006年10月07日

認識していた

認識していなかった
steve_jobs_03.jpg


ここ数日じっくり腰を据えて記事を書くことが出来なくて申し訳ないです(謝)...

企画に関わる書類を作成しなくてはならないので、どうしてもこちらは手薄になってしまうのです(冷汗)...まあ、Macに向かっていることに変わりはないので自分の周りの風景は全く変わっていないのが非常に悲しいところです(涙)...

っで、本題ですが先日Appleのストックオプションに関わる問題で正式に発表があった様子ですが、そこでの彼の発言に正直閉口してしまいました...

各ニュースサイトでも報じられている通りですが問題になっているのは「1997年から2002年1月までの間に付与されたことになっているストックオプションのうち一部(日付で15件分)について、実際の付与日とは異なる、オプション付与が承認される以前の日付が使われたようだ」

以上の部分が今回の問題点になっています。ちなみにこれは「バックデート」と呼ばれているらしいのですが事前に正式な報告を行えば違法にはならないそうです。しかし、今回Appleには「違法性」があったということなのです...

それに対してCEO Steve Jobs氏は「うち数件については、ジョブズCEOも当時から認識していたが、その事実による(自身の)利益は得ておらず、会計上の影響については認識していなかった」といった状況だったらしいのです...

認識していた...しかし、認識していなかった...四半期あたり数十億ドルもの売上高を出している企業のトップとは思えない発言...以前わたくしは氏に対して「わたくしSteve Jobs氏ってどちらかというと「ビジョナリーではあるけど経営者ではない。」と思っていたのですが、これは考えを改めないといけないかもしれませんね。これは嬉しい限りです(笑)。彼は本当に成長したのかもしれません(感動の涙)...」

と書いたのですが、これは考え直さねばならないかもしれませんね(涙)...彼はApple全体の未来像を創り上げて行くことには長けているのかもしれませんが、経営に関しては正直お粗末なのかもしれません...

経営を行なう以上、全ての責任はトップにあります。「自分が不正な利益を得ていなければ自分は悪くない...」この考えでどうやってステークホルダー(Appleを取り囲む顧客や取引先など関わる全ての人々)の方々と「信頼」を築いて行くというのでしょうか(涙)??

前回のイベントで氏に元気が無かったのはこの件に関して決定を下した直後だったから??もしくは下そうとしていた??この件で誰かに責任を被せることになったことが辛かったのなら、そろそろ自身の「後釜」を考える時期に来たのかもしれないですね。何より無理をして「CEO」である必要な無いはず...友人のBill Gates氏だってここ最近まではCSAの職だったのだから...CEOでなくともビジョナリーとしての活動は出来るはずです。



今回、前執行副社長兼CFO(最高財務責任者)のFred Anderson氏が責任を取るかたちで取締役会を辞任しました(Fred Anderson氏は2004年時点で既にCFOを退き取締役会には残っていた。現執行副社長兼CFO[最高財務責任者]はPeter Oppenheimer氏)。これに際しSteve Jobs氏は声明で「私の監督下でこのような問題が起きたことを、アップルの株主および従業員のみなさんにお詫びする。これはアップルにまったくそぐわないものだ。今後は残る問題を可及的速やかに解決し、このようなことが二度と再び起きないように適切な改善策を講じていく。」と発表しています。

anderson-fred0001.jpg


Steve...あなたは本当に経営監督をしていたのですか(冷汗)??

それとも、今回の火傷でいきなり目が覚めた??...

悪口ばかりを書いている様に思われるのもなんですからBlog! NOBONさんの記事「アップル、ストック・オプションの調査結果を報告」に掲載されていた内容を抜粋させて頂きます。


○Appleの現行経営陣による不正行為はない
○最近の不正行為は2002年1月の付与
○1997年から2002年までの15日に付与されたストック・オプションは、付与承認前の日付が付与日となっている
○数件について、スティーブ・ジョブズ氏は、有利な付与日が選ばれていたことを認識していたが、それらの付与からは利益は得ておらず、会計上の影響を認識していなかった
○この調査で、ストック・オプション付与の会計、記録、報告に関わる2名の元幹部の行為に深刻な懸念が生じ、米証券取引委員会(SEC)にこれらの行為の詳細を提出する


経営者である前に子の親である氏は今回の出来事に心を痛めていると信じたい...心を痛めているならば...一日も早く後釜を見つけた方が良いでしょう(暫定も含めれば10年近くもCEOの座に就かれていたのだから)...心が痛んでいないのなら...それは経営者として論外でしょう...さらにFred Anderson氏がトカゲの尻尾切りになってしまう...

今回の彼の発言はあまりにもお粗末なことに正直に発言してしまっただけだ、と思いたいところですが、これが追い込まれた時の彼の本性なのかもしれません...そして、「ストックオプションを受け取っていないし、その利益も享受しておらず、会計上の影響も認識していなかった」この発言はあまりにも子供っぽい...

さらに経営者として本当に知らないことなんてあるのか??知らないなら知らないで、信頼をよせて集めた人材が「求めている人材ではなかった」か組織として「オープン」で無いことになります(開発上の秘守義務とは別ですが)。これはこれでどちらにせよあまりにもお粗末(超冷汗)。

今後場合によっては、あくまで恐らくですが株主訴訟される可能性があるでしょうね。もしそうなればAppleの株主が単なるSteve Jobs教やMac信者でないことを証明することにもなります...ナスダックの上場廃止の件がどうなるかも心配でありますしね(この件ってどうなっているのでしょうか??今回ここが最も責任重大な部分、livedoorの出来事も皆さん未だに記憶に新しいでしょう)...




今回ほど書いていて嫌になって来る記事は無かったですね...わたくしもかつてSteve Jobs氏が生還した時は非常に嬉しかったですし、興奮しましたから...今回の記事で正直モチベーションが下がってしまいました(涙)...

追記
好対照なSteve Wozniak氏の心温まるエピソードを「1980年にアップルが株式公開をする際、株を持っていたのは創業者と一部のマネージャーだけであった。しかしウォズはストックオプションの権利を持たない従業員にウォズプランという形で、彼の所有分から1人2,000株まで買えるようにした。ジョブスやマークラは、この行為は間違っていると非難したが、ウォズは「おかげで家を買ったり、子供を大学に通わせたりと多くの感謝を受けた。やった甲斐があった。」と語っている。 」以上Wikipediaより抜粋。
(しかし、Steve Wozniak氏のこの行動が原因でAppleは非公開企業の株主数500人を超えてはならないとする米証券取引委員会の規定に触れる可能性があったために早期株式公開することになったという説がある)

お金というモノは使い方さえ間違わねば「素晴らしいツール」だと思います(笑)。

Steve_Wozniak_02.jpg




Blog! NOBON-アップル、ストック・オプションの調査結果を報告

maclalalaweblog-ストックオプションスキャンダル

maclalalaweblog-Steve Jobs はストックオプションに足もとをすくわれるか

Macin' Blog-Appleがストックオプション不正処理の調査結果を公開!

CNET Japan-アップル、上場廃止の危機--ストックオプション問題でナスダックが警告

CNET Japan-アップル、ストックオプション付与問題で元CFOが辞任

ITmedia-ジョブズCEOも認識――Apple、ストックオプションの違反事実が判明

ITpro-米AppleのCFOのFred Anderson氏が退職,後任にPeter Oppenheimer氏

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posted by 賀川和之 at 02:40| Comment(0) | TrackBack(0) | Apple | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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