
価格を引き下げなければ現在の様に(過去と比較して)購入しやすい状況は無かったのだと林信行氏が以前に掲載された"Appleここだけの話"の「#1 アップル、CEO物語」にて書かれておられます。
「本国米国と日本国内とのMacの価格差はひどいものであった。単純な円ドルレート換算で価格を予想することは不可能に近かった。どんなに寛大に見積もっても決して納得がいかない価格だったのだ。アメリカで発表されたMacは、日本に入ってくると、まず漢字Talkという日本語OSのライセンス料7万円が無条件で加算されていた。日本はアップルにとって都合のいい金づるでしかなかった。」
「これを変えたのは何を隠そうスピンドラー本人だと私は聞いている。何かの折りで来日したスピンドラーは秋葉原でアップル製品の価格があまりにも高いことに腰を抜かした。Macのシェア拡大を信条とする彼にとってこれは許されざる背信行為だった。」
以上。"Appleここだけの話"「#1 アップル、CEO物語」より抜粋。
この後に現在のApple製品の価格があるわけです。そんな日本のユーザにとって結果として非常に重要な存在になったMichael Spindler氏は「#1 アップル、CEO物語」でも書かれている通りApple CEO在籍当時ほとんどマスコミなどに姿を現すことは無かったそうです。
そして、今回紹介するのは1995年当時に日本でインターネットに関してQuickTime Conferencingを利用してインタビューを受けたMichael Spindler氏と当時のApple副社長Satjiv Chahil氏、そして、わたくしの尊敬するミュージシャンPeter Gabriel氏のビデオです。
Satjiv Chahil氏は20th Anniversary MacintoshやPippin、FireWireの開発に関わった人物だそうです。ちなみに映画「Mission Impossible」にPowerBook 5300cを出演させたのは彼です(笑)。

Peter Gabriel氏は現在はソロアーティストで元Genesisのボーカリストでもあり、マルチメディアを世間に知らしめた人物です。人権侵害を監視するWITNESS プロジェクトも設立されておられます(Wikipedia参照)。

ビデオの中でSatjiv Chahil氏が現在のPodcastやiTunes Storeなどにあたる技術に関してこの当時既に語られ、Peter Gabriel氏は経験をdesignすることに関して語られているのが非常に興味深いです(笑)。
今日の我が家の風景


とあるビルの最上階にあるカフェ。明るい店内は大きな窓から見える景色の眺めが非常に良く「やはり人間は単純に高い場所が好きなのか??」と思わせる場所です。店内の雰囲気も音楽のセンスも最近のお気に入りで御座います(笑)。
Appleここだけの話-#1 アップル、CEO物語
http://ja.wikipedia.org/wiki/マイケル・スピンドラー
Satjiv@Chahil.Com
http://ja.wikipedia.org/wiki/ピーター・ガブリエル
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