2006年11月13日

全く気が付いてませんでした

以前はMacカルチャーの代表でもあった
Sad_mac.png

photo by Przemub

Sad Macが無くなっていたとは...

前回の記事でWindows Vistaの起動音と最後に少しだけMacの起動音に関して書かせて頂きました。

Mactracker(歴代Apple製品解説アプリ)には歴代Macの起動音がStartup Chimeとして収録してあり、あのSad Macが現れた時のDeath Chimeも収録されています(Mac用Ver.6以降収録されていない様子です。どうしても聞きたい方はMac用の古いVerを落として下さい)。

mactracker.jpg



っで、本題ですが。現在のMacにはSad MacもDeath Chimeも無い!!って、知っておられましたでしょうか??わたくし本当に昨日まで知りませんでした。

Happy Mac.jpg

Happy Mac


まあ、起動画面のHappy Macが10.2の登場以来無くなっているのですからSad Macが無くなっている事ぐらい予想がつきそうなものです。

最もわたくしを驚かせたのはDeath Chimeが1996年のPerforma 6400以降から徐々に1997年のPower Macintosh 6500、PowerBook G3、PowerBook 2400cなどと順次Deth Chime非搭載Modelが増えてゆき、1998年の初代iMac(Bondi Blue) の時点で完全に廃止されていた事です!!

これはつまり、Steve Jobs氏の辞書には”Sad Mac”なる文字は無いっっ!!という現れなのでしょうか(爆)??
happymac.jpg

(以前の起動画面はこれだったんですよ。懐かしい...)

Mac-OS-X-startup-screen.jpg

(10.2からHappy Macに成り代わり起動画面に登場したApple Logo。当時物議を醸しました。わたくしはこういったSteve Jobs氏主導の下で行なわれた事柄をSteveism[スティービズム]と名付けたいですな[爆]...)

welcome to macintosh.jpg

あけましておめでとう御座います.jpg

(かなり古いですが以前はHappy Mac表示後はこの表示でした。お正月にはご挨拶をしてくれ、確か誕生日の設定があれば表示がされた様な...画像はMacintosh礼讃さんよりお借り致しました)

今や超優等生となってしまったMac。最近はわたくし自身カーネルパニックでさえほとんど見かける事は無くなってしまいました。まあ、唯一見かけると言えばアプリケーションが異常終了しまった時に表示される選択ウィンドウぐらいでしょうか(笑)。

異常終了ウィンドウ.jpg

(Mac OS Xでアプリケーションが異常終了した際に表示されるウィンドウ)

mac-os-爆弾.jpg

(この画像はMac OS 9系でアプリケーショントラブルで表示される「爆弾」。画像は「印刷屋さんで働く双子ちゃんのお父さん」さんよりお借り致しました)

さて、初代MacことMacintosh 128kからMacintosh SEまではDeth Chimeが搭載されていませんでした。そして、史上初Death Chime搭載Macintoshが1987年に登場します...その名は”Macintosh II”。

初のセパレート型Macであり、それまでのビープ音チックな起動音から初めて音楽的な起動音へと進化した最初のModelでもありました。

最初に搭載されたDeath Chimeは「確かに調子が悪いのかも...」と思わせる様なサウンドであったのは確かなのかもしれません...

ちなみにわたくしが今までの人生の中で一度だけPowerBook 520(カラーモデルを表す”C”は付いてないよ...)で遭遇した事があるSad MacはこのDeath Chimeでした( ̄□ ̄;)...

1989年...新しいDeath Chimeが2つ登場します。Macintosh SE/30、Macintosh IIcx、Macintosh IIciはそれまで「確かに調子が悪いのかも...」だった表現からオーケストラヒットが取りいれられた「ビクゥッッ〜〜〜〜!!」としてしまいそうな効果が取り入れられたサウンドに進化しました。

そして、この年初めて登場したLapTop型のMacitosh PortableはMacintosh IIのDeath Chimeを歪ませテンポを速くしたサウンドでした。前者を聞いてみると明らかに前回よりは「調子が悪い!!」という事が理解出来そうなサウンドです。

しかし...1990年...入り乱れた年だった様です...この年発表されたModelは全部で4Model...その内の3ModelはそれぞれDeath Chimeが違ったのです(この年発売されたMacintosh ClassicはDeath Chimeが搭載されていない)...

Macintosh LCは'87年当初のサウンド、Death Chime'87。Macintosh IIsiは'89年に発表されたサウンド、Death Chime'89 DT。Macintosh IIfxはMacitosh PortableのDeath Chime'89 Pのテンポを遅くした様な最新のサウンド。

この年、驚くのは'88年以降に無くなったと思われたMacintosh IIのDeath Chime'87が再び復活した事ですね。

1991年以降はPowerBook 100にMacitosh PortableのDeath Chimeと同じサウンドが取り入れられた以外は'87年以来の従来のDeath Chime'87に戻った様です。

1993年新しく登場したAVシリーズ用のDeath Chimeにはそれまでサウンドを構成していた和音では無くパーカッシブなサウンドを中心としたリズム系の新しいモノでした。これら以外のModelはDeath Chime'87のサウンド。

Power PCが初めて世に登場した1994年。新しく2つのDeath Chimeが追加されます。Power Macintosh 6100、Power Macintosh 7100に採用されたDeath Chimeは車が壁かどこかに激突した効果音が搭載され、Power Macintosh 8100にはガラスが割れる様な効果音が搭載されます。これら以外のModelはDeath Chime'87のサウンド。

1995年。Performa 5210CD、5215CD、6200シリーズ、6300シリーズに搭載されたDeath Chimeは和音とドラムによるリズムを込み合わせたRPGゲームにでも登場しそうなサウンドだったのです。あと、Power Macintosh 7000、8000、9000シリーズには前年Power Macintosh 8100に採用されたガラスが割れる様な効果音Death Chime Glass Crashを搭載、これら以外のModelはDeath Chime'87のサウンドが搭載されました。

1996年、1997年では新しいDeath Chimeは登場せずそれまでに登場したDeath Chime'87が主に利用され、Death Chime Glass Crash、Death Chime'95が一部のModelで利用されていたのですが、この頃から順次Death Chime非搭載のModelが増えてゆく事になった様です。

そして、1998年...Power Macintosh G3( All-in-One)のDeath Chime Glass Crash搭載を最後にiMac(Bondi Blue)以降完全廃止となりました...

というわけで、現在それらに相当するのは(表現が音ではありませんが)カーネルパニックという事になるのでしょうか??ここ数年はわたくし自身もカーネルパニック自体見かけておりません。現在のMacはあの当時からは信じられない程の超優等生になりました。とても、感慨深いです。

kernelpanic_01.jpg


歴代Death Chime登場年表
名前がある方が分別がつきやすいので各Death Chimeにはわたくしが勝手に名称をつけました。

1987年 
Death Chime'87 
単音を順番に弾いてゆき持続音でコード感を出している。時報チック。最も多くのMacintoshで搭載されたサウンド。

1989年 
Death Chime'89 DT(デスクトップ機に利用されていたので)
オーケストラヒットの様な音色を利用し脅かしている。歪みある派手目のサウンド。音域が前サウンドより高め。Macintosh SE/30、Macintosh IIcx、Macintosh IIci、Macintosh IIsiに搭載された。

Death Chime'89 P(Portableの意味)
Death Chime'87の音色を軽く歪ませ、テンポを速くした印象のサウンド。Macintosh PortableとPowerBook 100にのみ搭載された。

1990年
Death Chime IIfx
明らかにDeath Chime'89 Pのテンポを落としたサウンド。IIfxのみ搭載された。
   
1993年
Death Chime AV
和音を一切利用せずパーカッションを中心としたリズムセクションのみで構成される。'93年登場のAV Modelのみに搭載された。

1994年
Death Chime Car Crash
名前の通り車が急ブレーキをかけながら障害物に衝突する効果音。前年に引き続き和音は使われていない。Performa 6100シリーズ、Poewer Macintosh 6100、7100にのみ搭載された。

Death Chime Glass Crash
名前が表す通りガラスが割れる効果音。多くのPower Macintosh、Power Macintosh G3、Power Macintosh G3( All-in-One)まで搭載され、その役目を終える。

1995年
Death Chime'95
ブラスセクションの音色で構成され最後にバスドラムとライドが入る。RPGゲームに登場しそうなサウンド。'95〜'96年に販売された一部のPerforma 53X0、52X0、6300、6200系に搭載される。

以上。マァ〜〜〜〜タリとSad Macで迫ってみました!!



追記
と言う事で冷静に考えるとSteve Jobs氏が去るまでは「Sad Mac」は存在していなかったので、現在は「Sad Macなぞ俺は見た事も聞いた事も無い...」というスティービズム全開と言うわけなのですね...まあ、Sad Macを必要としないだけ製品の平均クオリティーも向上しているので嬉しい事です(修理の件はまた別ですが...)。

はるの林檎教室-Macデスサウンド全集(2015年現在、デスサウンドを聞くことは出来ません)

Hot Wired Japan-姿を消した「ハッピーマック」アイコンに賛否両論

Macintosh礼讃-第一章 Welcome to Macintosh

Dashboard WIDGETS-Sad Mac Clock

当Blog-Robert Fripp氏

当Blog-今までの


posted by 賀川和之 at 03:31| Comment(5) | TrackBack(0) | Mac | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
一度だけ、sad mac が出て来た事があります...
記憶では車がぶつかる音だったんですけどねえ...
パフォーマですけど、記憶違いかも(かなり慌ててましたから)

誕生日
macからだけ
お祝いは

tbox、過去の記憶でした
Posted by tbox at 2006年11月13日 20:20
なつかしくなりますね。
私もてっきりsad macはまだあると思っていましたよ。
(そういえばおきまりトラブルのiMacG5もカーネルパニックしかでなかったですわ)
Happy Macをみるとちょっとセンチメンタルな気分になるのは、Mac歴が長くなってきたせいでしょうか?
自分のPowerPook100で頻発したsad Macも遠い思い出ですな。(結構好きなサウンドでした)
Posted by hary at 2006年11月13日 22:13
dethではなくdeathデス。
Posted by hon at 2006年11月13日 23:07
ね〜ね〜
結局、代表はMacBook買うの?
僕もお悩み中〜
Posted by 赤い炊飯☆ジャー at 2006年11月13日 23:28
皆様まずは大変遅くなりました事をお詫び致します(謝)。


tboxさん>
ご機嫌麗しゅうございます(笑)...tboxさん...恐らくそのPerformaはtbox Specialだったのですよ(爆)...

誕生日のお祝いはMacからだけ...
なんか歌の歌詞みたいで御座いますです(号泣)...


haryさん>
いらっしゃいませ!!haryさん(笑)!!

Happy Macにセンチメンタル...Sad Macに甘い思いで...Macユーザの「鏡」で御座います(感動)。


honさん>
いらっしゃいませ!!honさん(笑)!!

「dethではなくdeathデス。」...

くっ...クラウザーさん(爆)??
いやはや学の無いところをお見せ致しました(超冷汗)...
ご指摘誠にありがとう御座いました。早速修正させて頂いております(笑)。


ジャーさん>
ご機嫌いかがでしょうか??大佐(笑)??

なんとぉっっっ!!ジャーさんもMacBookでタマゴ焼きで御座いますかっっっっ(爆&意味不明)!?
非常に残念ながら今すぐ帰るほど経済状況はよろしくないのですよ(超号泣)...
っで...お買い求めは黒助っすか!?
Posted by +.kだいひょう at 2006年11月22日 22:27
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