
Appleが1983年当時市販パーソナルコンピュータとしては初めてGUIを搭載したのがLocal Integrated Software Architectureこと「LISA」です。
1984年に撮影されたと書かれているLISAのデモンストレーションのビデオがYoutubeにアップされていましたので掲載致します。
(デモンストレーションはタイムカウント「5:00」から始まります)
ここで登場しているのは「LISA 2」です。ちなみにMacお宝鑑定団会長さんのサイトでのLISA 2の解説にはこう書かれています。「1984年に発表され、それまでの5.25FD Drive2機から、400k 3.5FD Drive1機になったのを筆頭に多くの部分が削除され、それまでの基板の弱さによる故障を生産ラインの見直しなどを行って改善し、大幅なコストダウンを行って再発売された低価格路線を全面に押し出したLISAです。(マウスはそのまま装備されていましたが、キーボードに付属していたテンプレートシートなどは削除されていました。)」

LISAもLISA 2も高価格が祟ったのか、あまりにも早すぎる技術だったのか商業的には全く売れなかった様です。ちなみに搭載OSは「Lisa Office System 1.0」そして、1984年の「Lisa7/7 Office System Release 3.1」が搭載され、1985年にMacintosh XLとして発表された10MBのHDDを搭載したModelにはMacitnoshのアプリケーションを動作させる為の「MacWorks」というMacintosh ROMのエミュレーターが付属したそうです。凄い(ビックリ)...この頃から既にエミュレーターがあったのですねぇ(汗&笑)...(Old Apple WorldさんのLisaを参照)

あと、「Lisa Office System 1.0」ではデスクトップ上にアイコンなどを自由においておく事が出来ず、ファイルなどはフォルダーに入れておかなければならなかったそうです。(はるの林檎教室「All the Lisa〜開発段階からの足跡〜」参照)「Lisa7/7 Office System Release 3.1」では前回よりもさらに進化し完全マルチタスク環境でOpenDocの様に一つのファイルにあらゆるアプリケーションを関連づける事が出来る様に動作していたそうです。(Macお宝鑑定団会長さんのサイト「LISA 2」参照)後者は明らかにMacintoshの先を行く能力だった様です(ビックリ)。
さて、Macitnoshに関しても散々登場するXerox Alto。Macintoshより先に誕生したLISAは一番最初にその精神を受け継いだと言われています。このあたりの詳しい事はMacテクノロジー研究所さんの「スティーブ・ジョブズとパロアルト研究所物語(改編版)」をご参照下さい(下記にリンクあります)。ついでにAltoのSmaltalkが動作している様子とその当時関わった方々のビデオがありましたので掲載しておきます。
(そうそうたる方々が出演されておられます[ビックリ]...)
(最後にLISAのCMを...出演は無名時代のKevin Costner氏)
Apple ウィキ-Lisa 2
http://ja.wikipedia.org/wiki/Lisa_(コンピュータ)
Macお宝鑑定団 会長-LISA 2
Macお宝鑑定団 会長-Lisa Office 7/7
Old Apple World-Lisa
The Vintage Mac Museum-68K(68000) Compact MacとGUI
Apple ウィキ-OpenDoc
wikipedia-OpenDoc
はるの林檎教室-All the Lisa〜開発段階からの足跡〜
Macテクノロジー研究所-スティーブ・ジョブズとパロアルト研究所物語(改編版)
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