
(AV Watch「「iTunes Music Store」の国内サービス開始−100万曲をラインナップで1曲150円〜。ジョブズも登場」より拝借)
ここまで多くの方々に読んで頂けたでしょうか??(本当に皆様いつもお立ち寄り頂き誠にありがとう御座います[多々感謝])
それは音楽においても同じでしょう。いつものごとくStev Jobs氏の発言が注目を浴びている様です。その注目の発言が掲載されているEngadget Japaneseの記事"ジョブズからの手紙:「DRMは無意味だし、今後も決して役に立たない」"にはこう書かれています...
"iPodとiTunes storeの成功によって、多くの国や機関がFairPlay DRMを「オープン」にするよう呼びかけている。iTunes Storeで購入したDRM楽曲を他社製の音楽プレーヤやソフトウェアで再生できるように、また他社の音楽サービスから購入したDRM付き楽曲をiPodで聴けるように。まず現状とそこに至った理由を分析したのち、将来考えられる三つの選択肢を述べる..."
(以下長いので省略致します[汗]...Engadget Japanese"ジョブズからの手紙:「DRMは無意味だし、今後も決して役に立たない」より抜粋)
この内容をわたくし流に超要約するとこうなるのです...
"レコード会社はプロテクトのかかっていないCDを年間数十億枚も
販売しているのというのに、そのほんの数%ほどの我々には
違法コピーからの保護を強く要求して来るっっっっっっっ!!
今こそDRMなんて邪魔臭いモノはかなぐり捨ててしまえっっっっっ!!
ユーザー諸君っっっ!!
市民パワーでレコード会社を説得するのだっっっっっっ!!
我に続けぇっっっっっっっっっ!!
(バサァーーーーッッッ!![マントを翻す音])
パァワァ〜〜〜♪トゥ〜〜ザァッ♪ピィ〜〜ポォ〜〜♪(by John Lennon)"
(一部かなり誇張[爆]... 以上提供はAppleクパティーノ劇場でした)

(こちらはEugene Delacroix 1830年作「民衆を率いる自由の女神」)
少々おフザケが過ぎましたが(汗)...さすが加齢とともに柔らかな口調になったとはいえMacの開発を行なっている時も「Apple IIなんて数年でダメになる!!今君がやるべきことは未来を創り出すことだ!!」といってMac開発技術者を口説き回ったSteve Jobs氏...今回ユーザーに対して問い直すとは口説き方が上手い(感心感心)。レコード会社の方々はかなりの圧力に取ってしまうでしょうねぇ(汗)...。
まあ、とにかくこの流れになったのは先日から話題になっている欧州におけるFairPlayのライセンスなどに関する問題が発端の様です。(もしかして今回の行動の原因の一つはUniversal Music Group[UMG]とのiPod税に関する話し合いが決裂状態にでも至ったのでしょうか??)
とにもかくにもわたくしもDRMのオープン化には大賛成です。確かに世の中「悪意のある人」が増えているのは確かですが、その悪意を防ぐ為のシステムに善意ある人々が振り回されているのも残念ながら事実...オープン化することでどの程度iTunes Storeで音楽に出会う人々が増えるのかは分かりかねますがハードウェアに左右されずに「出会いの機会」が増えるのは非常に良いことです(笑)。

最後に「世の中には頭の良い人が大勢いて、中には自由に使える時間があってそうした秘密を公開したがる人もいる」(Engadget Japanese"ジョブズからの手紙:「DRMは無意味だし、今後も決して役に立たない」より抜粋)と言い当てられているであろう方がこの様に反論されています。
「DRMなしの楽曲を販売するeMusicサービスに楽曲をライセンスしているレコード会社Nettwerk Music Groupに対し、AppleはiTunes Storeで楽曲を販売する際にはFairPlayを採用するよう主張したという。Nettwerk幹部は、同社は当初AppleにDRM採用を求めていたが現在はそれをやめており、今はDRMはAppleの利益にのみかなっている」「行動は言葉よりも雄弁だ、スティーブ」(以上ITmedia「ハッカー「DVDヨン」、スティーブ・ジョブズ氏に反論」より抜粋)と以上FairPlayを合法的に破ったといわれているJon Lech Johansen氏のコメントです。

今回の件に直接は関係ありませんが願わくば今後はiTunes Storeでの楽曲の販売価格をアルバム一枚あたり¥500程度、シングルで¥50程度にまで押し下げて頂ければ「音楽に触れる機会」自体が増えて音楽がより生活に「身近な存在」となり結果iPodなどがより普及することになりますし何より音楽文化の底上げが出来るかと思われます(そもそも音楽自体の質を高めないと商品価値が生まれませんが)。(音楽の国オーストリアではクラシックのコンサートを立ち見で聴く場合は¥500程度からだと聞いた事があります。これは文化の浸透具合が庶民レベルから違いますよ[笑]...)
というわけでJobsさん...もしDRMのオープン化に成功した暁には価格引き下げを押し進めて音楽文化をより押し広げて頂きたい(無茶な話なのは良く分かってますけどね[汗&笑]...)。
はっ!?もしかしてわたくし...Steve Jobs氏お得意の「現実歪曲空間」に迷い込んだっっっ(冷汗)!?
さて、皆さんはこの騒動に乗りますか(笑)??(恐らく現実歪曲空間展開中ですが...今回明らかにレコード会社を悪役、Appleとユーザーを正義の味方に見立てている様に見えますからねぇ[笑]...)
Engadget Japanese-ジョブズからの手紙:「DRMは無意味だし、今後も決して役に立たない」
CNET Japan-「レコード会社はDRMの放棄を」-アップルのジョブズCEOが公開書簡
ITpro-米AppleのSteve Jobs氏,「デジタル著作権管理技術の廃止が理想的」
ITmedia-ハッカー「DVDヨン」、スティーブ・ジョブズ氏に反論
http://ja.wikipedia.org/wiki/スティーブ・ジョブズ
http://ja.wikipedia.org/wiki/民衆を導く自由の女神
当Blog-iTunesを騙して
当Blog-FairPlayが
当Blog-Zune税
当Blog-良い音楽には良い案内人が必要だ
当Blog-Steve Jobsの陰謀
Apple Store Special Deals
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女性専用車両とか路上喫煙(歩きタバコ)禁止とか
自転車の撤去とか、その他もろもろの例もありますね。
売れないミュージシャン(兼業)としては、
音はライブで光るもんだぜ!と思っているので,
音源の提供方法なんてどうでも良かったりします。
スティーブジョブさんも、そういうことを言うなら、
売れないミュージシャンの為にiTunesを開放してくれれば良いのに!
と思ってしまう。
全てフリーDLで載せまっせ!
iTunesもmy spaceみたいにしてほしいなぁ。
すいません。熱い思いを書いてしまいました。
正に音楽の提供方法なんて何でも良いと思うのですよ。
良い音楽との出会いの機会が増える...
ミュージシャンにとってもユーザにとっても
これが一番重要だと思うのですよ(笑)。