
Mac主体からApple取扱いハードウェア製品主体のセグメントに変わりました。しかし、この件を説明したSteve Jobs氏は一つ大事なゼグメントを忘れています。そう...それは...「Steve Jobs」。
ですが、この「Steve Jobs」セグメントがストックオプション問題に絡み「危ない」と言われ続けています(誰も彼をセグメントに当てはめてはいませんが[汗])...
さて、今回の問題の中心にいるSteve Jobs氏とはどんな方なのでしょう??個人としてお会いする機会があるとしたら理性ある安心して何事も任せられる人物なのでしょうか??何より今回の問題を消し飛ばしてくれる様な人間性溢れる信じられる方なのでしょうか??

(伴侶Laurene Jobs氏とのツーショット)
Appleにはその昔二人のSteveがいました。そう、皆さんもご存知Steve Jobs氏と20世紀の大発明パーソナルコンピュータの生みの親であり、現在でも神がかった設計において右に出る者がいないと言われるSteve Wozniak氏です。
常に物語がつきまとうSteve Jobs氏...常にフレンドリーに語られるSteve Wozniak氏...一時期Steve Jobs氏がSteve Wozniak氏の関わる事柄に関して異常に怒りを表に出している時期があったらしいのです(そもそも二人が犬猿の仲になったのはJobs氏に原因があるのにね[冷汗]...)。
それも現在ではSteve Jobs氏が成長した姿を見たSteve Wozniak氏が心の底からJobs氏を許したのが切っ掛けで二人の間柄が回復しているそうです。そして、この出来事はわたくしにとってJobs氏の人間性を信じてみようと思える理由のひとつです。

もう一つはAppleを追放される以前、27歳になりやっと知り得た実母Joanne Simpson氏と実妹の小説家Mona Simpson氏との間柄(Wired日本語版1997年6月号には"ジョアンが彼を生み、養子に出すことを決断したことを、ジョブズはいまでは感謝している様にも見える"と書かれています)、養父母であるPaul Jobs氏、Clara Jobs氏に対する深い尊敬の念と愛情を知る限りでは(同1997年6月号には”彼は養父と親密だったらしく、自分の子供たちに何を伝えたいかと質問したところ、こんな答えが返って来た。「父がぼくに対してそうだったように、子供たちにはよい父親でありたいと思っている。そのことを毎日のように考えている」”、"(彼は)血のつながりはないものの、彼の養父母のポール・ジョブズとクララ・ジョブズが自分の本当の親だと思っている。話の途中で「あなたの養父母」などとうっかり言うと、彼は話をすぐに中断させ「彼らはぼくの両親だ」と強調する"と書かれています)今回の問題に関わっている彼の姿とは重なりにくく感じます。

(実妹Mona Simpson氏)
そして、もう一つ1996年彼がAppleに帰還する以前の米ドキュメンタリー番組「ナーズ(オタク)の勝利」の中で語った言葉に関してWired日本語版1997年6月号にこう書かれています。”「マイクロソフトには”テイスト”が欠落している。それが彼らの唯一の問題だ。小さな意味ではなく、大きな意味で欠落している。彼らは独創的なことを考えないし、製品にカルチャーを注入することをしない。ぼくは彼らの成功に文句をつけているわけではない。彼らはその大半を自分たちの力で勝ち取ったのだから。ぼくが気に入らないのは、彼らが実は三流製品しか作っていないという事実だ」”
これだけを読むと素直な意見ではありますが尊大にも聞こえます。そして、鋭い観察力ですが、ここで語られていることが本当に全てに当てはまるかは分かりません。しかし、この後にとった行動が「今」の彼の一端を表しているのかもしれません。
”ドキュメンタリーが放送された後、ジョブズはゲイツに電話で謝った。「ぼくは彼に、『番組の中で言ったことは全部正しいと信じているけど、公の場で言うべきではなかったと思っている』と告げた。ぼくは彼に最高のことを期待している。本気でそう思っている。ただ、彼とマイクロソフトは少し”狭い”ような気がする。彼はトゲトゲしたところをかなぐり捨てるか、若いころ修行所にでも行っていれば、もっと幅のある男になれたと思う」”(以上同1997年6月号より抜粋)

(Steve Jobs氏とBill Gates氏
この行動には少々情緒不安定な部分も感じますが「信じたこと」に対して何事も真っ直ぐに行動する彼らしいエピソードです。そして、彼がかなり「おせっかい」な人間性を持っている事も理解出来ます。
わたくしが未だにこの件で悩むのは、これだけの理性ある側面を持ち合せている様に思える人物が何故今回の様なことを放置し続けたのか??...そして、これだけの理性を持ち合せている様に思える人物が何故最高経営責任者(CEO)の経営責任として自ら退任しないのか??(もし彼が退任を望んでいたとしても現在のApple CEOの座は彼個人の意志だけで退任するのは非常に難しいと思われますが)...それが一番大きい疑問なのです...
Jobs氏がこの件に関して本当に猛省しているのなら、声明のみでなくこの件が再発しない為の今後の運営方法の公表と今後のストックオプション発行に関する取扱い方法の公表などを行なって本気で外部の信頼を勝ち取って頂きたいのです。
わたくしは本当に知りたいのです...彼が「ぼくを信じてくれている人々に本当に申し訳ない」と思っているのか「こんな些細な事でまたAppleを去るなんて嫌だ!!」と思っているのか...
CNET Japan-IT企業を揺るがす「バックデート事件」--S・ジョブズ氏はなぜ擁護されるのか?
Reuters-米アップル、株式購入権問題めぐり政府が文書提出要請
ITpro-Apple,ストック・オプション付与に関する書類を当局に提出
maclalalaweblog-CNBC インタビューに答える Steve Jobs
maclalalaweblog-Steve Jobs 尋問を受ける
http://ja.wikipedia.org/wiki/スティーブ・ジョブズ
Fox Japan-Mona Simpson
Salon-Mona Simpson
当Blog-われわれは、富は社会に還元すべきだ
当Blog-認識していた
当Blog-日本では12/21になりますが
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【関連する記事】
私はストックオプション問題について詳しいことはよく知りませんが、Jobs氏が「彼が『ぼくを信じてくれている人々に本当に申し訳ない」と思っているのか「こんな些細な事でまたAppleを去るなんて嫌だ!!』と思っているのか...」については別に知りたいとは思いません。
人が何を思おうと、発言しない限りは自由ですし、他人の考え方なんて100%理解するのは不可能でしょう。私から見て大事なのは、何を思っているか、ではなく、どう行動するか、です。
確かにJobs氏には、この人ならば信じられる、と思わせるほどのカリスマ性がありますが、「人間性を信じてみよう」というような目で人を見ることは、なんというか、"あるはずもない人間としての理想"を期待しているような気がして、何か違うのではないかなぁ、と思わざるを得ません。
私も、Jobs氏は大好きですし、彼と彼の会社が今後どうなるかはものすごく興味を引かれますけどね。
さて、”「人間性を信じてみよう」というような目で人を見ることは、なんというか、"あるはずもない人間としての理想"を期待しているような気がして、何か違うのではないかなぁ、と思わざるを得ません。”
と書かれておられますが確かにその様に聞こえる部分も有るかと思います(笑)。
何故ならわたくしにとって彼は幼い頃からの憧れの人物でもあるからです(先に知ったのは母親の影響でBill Gates氏でしたが...)。だからこそ裏切られたく無いのです。
あと、わたくしは仕事にせよプライベートにせよ何かを信頼して物事を任せる時はその人物が日頃から持っている物事の考え方を見極めた上でお願いしています。何故かと言いますとにその人物の人間性は「日頃から持っている物事の考え方」の上に成り立っていると考えているからです(笑)。
しかし、NTRさんのご指摘通り「他人の考え方なんて100%理解するのは不可能」はその通りだと思います。だからこそわたくしは人間は面白く魅力的だと思うのです(笑)。
違う側面からのご意見有り難かったです(感謝)。
だいひょうさん、未来も見れるのね!
未来を見つめるのだ...
OOOOOOOh!!
未来が見えるデエスっっっっ!!
Jobs220世とGates220世の姿が見えるデエスっっっ!!
...(爆)...
修正致しますデエス(大脂汗)...