例えばtoukyouと英数のまま打ち込んでしまい「あっっっ!!」となった時は「かな/カナ」キーを二回押しすれば
toukyou
↓(かな/カナ」キー二回押し)
とうきょう
↓(スペースバー押し)
東京
と変換してくれるのですが、我が家のMacである時文章を打っている最中に、ふと気が付くと二回押し変換をしているのに...
toukyou
↓(かな/カナ」キー二回押し)
toukyou(アンダーバー付き)

となってしまい、それ以来「二回押し変換」が効かなくなってしまったのです。これにはわたくしも本当に困り果てて散々ネットで検索をかけて調べてみても、アップルディスカッションボードで調べてみても同症状が全く見当たらず(わたくしの探し方が下手なのかもしれませんが)最後の頼みの綱「AppleCareサービス&サポートライン」に連絡を入れる事にしたのです。不幸中の幸いと言いますかMacBookまでこの症状が発生していたため当時購入したてだったMacBookのサポートをお願いする形で連絡を入れました。
結果から申しますと「AppleCareサービス&サポートライン」に相談をしても全く解決にはなりませんでした。今までにこの症状が報告された事は無く、その場でユーザフォルダーの「Preferences」から”ことえり”の関連のファイルを全て削除をし再起動を行なっても改善されませんでした。結局その場で薦められたのは新たなユーザを作成してそちらで作業を行って欲しいという事でした...
新たなユーザを作成する(そして、新規ユーザ環境に全てのデータを移行する)...これまた「再インストール」に匹敵するぐらい手間のかかる作業で御座います...しかし、その時は何とか解決したかったのでクソ正直...もとい、素直に推薦頂いた通りに新たなユーザを作成して、えっちらおっちらと旧ユーザのアクセス権限を弄くりながら重要なファイルを移動させたのです。
流石に新しいユーザ環境では同症状が現れる事無く、邪魔臭い、もとい...手間のかかった作業の後、その場は気持ちよく書類の作成を終える事になったのです。しかし、その数週間後...新規ユーザ環境でも全く同じ症状が...
もう、こうなったら徹底的に状況を観察して自分で解決してやろうと一、二時間どの様な変化が起こっているのかシンプルテキスト上で文章を打ち込みながら英数キーで「二回押し変換」、その次は「かな/カナ」キーで「二回押し変換」...当然ながら二回押し変換は相変わらず効きません...もしかして何か他の変換方法を使えば元に戻ったりして...と思いながら「Control+Shift+R」を押下して再変換を行なってから二回押し変換を行なっても...何も変わらない...
その時、ふとメニューバーの右側の入力モード表示が気になって見てみると、「かな」で文章を打ち込んでから英数を二回押し変換した時に”ことえり”の英字「A」ではなくアメリカ国旗アイコンの「U.S.」モードに切り替わっていたのです。もしかすると、もしかして、これが原因なのでは...と思い、「U.S.」モードをシステム環境設定の言語環境から設定をOffにしてみました。

しかし、今度は英数キーを二回押ししてもことえりの入力モード表記が「あ」のままでモードが切り替わりません...致し方ないので再起動を試してみたのですがこれでも変わり無し...結果から言いますと答えは簡単でした。一度マウスで直接”入力モード表示”をクリックし英字「A」を選択してやらないと英数キーが使用出来る状態にならないのです。

さて、
toukyou
↓(かな/カナ」キー二回押し)
とうきょう
↓(スペースバー押し)
東京
↓(英数二回押し)
toukyou
と出来たのです(感動)!!本当に助かりました...思わず今までの苦労は一体何だったのかと走馬灯の様に思い起こしてしまったぐらいです。その後、言語環境から再び「U.S.」モードをOnにしてやると、再び二回押し変換が効かない...
しかし、今度は簡単でした。マウスで直接入力モード表示から英字「A」を選択してやると二回押し変換が復活しました。どうやらこの症状は何らかの原因で「U.S.」モードから「かな/カナ」キーで”ことえり”に戻った後に英数キーを押下しても英字「A」モードに変わらない現象の様です。
現在のところ”ひらがな”「あ」モードと英字「A」モードの切り替えは正常に行なえている様です。しかし、未だに何が切っ掛けで「U.S.」モードから抜けられなくなるのかが分かっていないところが中途半端な結果となっています。
今回文字を打ち込みながら色々と試していて気が付いたのですが英数モードで例えば「t」を打ち込んだ後、escキーを押すとずらりと変換候補が大量に表示されるのですが、これは一体何に使う為の機能なのかご存知な方おられますでしょうか??これはただ単純にもっとも良く使われる英単語を候補として表示してくれているのかしら??

最後に入力モード切り替えショートカットを掲載しておきます。
○入力モード切換え
入力モード順次切換 Option+Shift+tab
入力モードひらがな Control+Shift+J
入力モードカタカナ Control+Shift+K
入力モード全角英数 Control+Shift+L
入力モード英字 Control+Shift+:(ただし、半角カナを使用している際は”;”)
○”かな”にて文字入力後の変換
文字入力後”かな”へ変換 F6
文字入力後”カナ”へ変換 F7
文字入力後”英字”へ変換 F10
文字入力後”全角英数”へ変換 F9
文字入力後”半角カタカナ”へ変換 F8
というわけで、今回の記事はわたくしの備忘録も兼ねております(笑)。
wikipedia-ことえり
All About-ことえりでがまん!
Macテクノロジー研究所-Mac初の純正日本語環境「漢字Talk 1.0」再考
silvervine の定点観測所-AppleInsider: Mac OS X Leopard に向かって: Dictionary 2.0
USキーボードでもコマンド連打でカナ英語が切り替えられたら便利なんですけどね。
ことえりはiMacG5を買った頃に使っていましたが、すぐにATOKに切り替えてしまったので使い込んだ事は無いのですが、この記事は勉強になりました。
多少はお役に立てましたでしょうか(笑)??
恐らくご存知だとは思うのですがUSキーボードでは
Command+スペースバーで入力モードの切り替えが
出来ます。
しかし、わたくしは知り合いのUSキーボードで
文章を打ち込もうとするとあまりにもJISにドップリと
浸ってしまっているのでタイピングがやり辛くて
やり辛くて(冷汗)...returnキーもデカイのに
なれてしまっていますからねぇ(汗&笑)...
まあ、使い勝手は大方において慣れの問題と思っているのですが(笑)。