(写真はNNDBより拝借)
さて、Mac!!Mac!!Mac!!は一応Appleに関わる記事を掲載するのが目的なのだが今までにもAppleに関わらない記事も掲載させて頂いた。
そこで、今後は不定期に音楽レビューの記事も掲載して行こうと考えた。何より先日閉鎖されてしまった”Retro@Diary 〜Rev.B〜”のretroさんの音楽レビューを少ない知識の範囲だが身勝手に引き継ごうと考えた(わたくしはretroさんほど音楽の知識が深く無いのだが[冷汗]...)。
っで、この度
まあ、先の事を気にしながら個人Blogを書くのはナンセンスなので止めておこう(冷汗&笑)...それでは「あなたの人生を素晴らしくする音楽講座 -re:issue-」最初のアーティストはRobert Palmer、アルバムは”Double Fun”。
そこに良い音楽があるならば、良い紹介者がいなくちゃいけない。ー佐野元春ー
Robert Palmer/Double Fun
ロバート・パーマー/ダブル・ファン
1.Every Kinda People
2.Best Of Both Worlds
3.Come Over
4.Where Can It Go?
5.Night People
6.Love Can Run Faster
7.You Overwhelm Me
8.You Really Got Me
9.You're Gonna Get What's Coming
2003年9月26日早朝。休暇で訪れていたパリで彼は突然私達に別れも告げず、この世を去った。傍にいた恋人にさえ別れを告げずに...
ホテルの部屋で突如襲った心臓マヒ...それが彼の命を奪った。数日後、新聞の片隅に書かれた小さな記事が彼の悲報を初めてわたくしに告げた。
約11年ぶり(2005年当時)の復活になる連載の第一回目のアルバム選びはわたくしを非常に悩ませた。いきなり最初からわたくしの趣味が濃厚なアルバムを選ぶ事も出来たが一回目からそれではこれを読んでいるあなたの気が引けるだろう(もしかするともうこんな誰でも知ってるアルバム載せるなよ!、って思っていたりして[汗]...)。
そこで「わたくしの年代(30代)なら多くの方が知っているアーティストのアルバム」。を条件にして考えた結果「Robert Palmer」しかも「Double Fun」となった訳である(何で「The Power Station」とちゃうねん!って声が聞こえて来そうですが、あれを紹介すると今度はわたくしらしくないので[笑])。
オリジナルが発表されたのは1978年である。既に27年の月日が経ってしまってはいるが(2005年当時、2007年現在は29年)、このアルバムに納められている楽曲の素晴らしさは今でも変わりはない。
ちなみにわたくしが初めてこのアルバムを手にしたのは1988年、まだ16才の時である。このアルバムでは、全体に渡ってゆったりとしたスティールドラムのフレーズが印象的な代表曲「Every Kinda People」そして5、8の3曲のカバーソングとオリジナル6曲の全9曲が納められている。
Robert Palmerと言えば、わたくしにとっては非常にカバーが巧いミュージシャンである。ただ巧いだけではない、よく耳にする話は彼がオリジナルを遥かに超えるカバーをするので、多くの人々が彼が歌うカバーソングを彼の「オリジナルソング」と「勘違い」してしまっている話だ。
こんなタイプのミュージシャンはそう多くはいない。カバーソングを我が物とばかりにしてしまう程の彼の技量は大変素晴らしいが、それ以上に誰よりも彼がコンテンポラリーミュージックに精通し奥深く理解していたからこそ、それを成し得る事が出来たと考えられる。
さて、アルバム全体を通して32:22しかない。最近はやたらと収録時間の長いアルバムが多い。わたくしの偏見かもしれないが、いつの時代も優れたアルバムの多くは非常に収録時間が短い。
優れた映画を鑑賞するには2時間程体を空けておかなければいけないがレコードなら数十分、しかも何か他の事をしながらでも聞ける。これはレコードの持ち合わせる非常に優れた部分だ。
このアルバムの中で、わたくしの特に好きな曲は「Every Kinda People」と「Where Can It Go?」である。アルバム自体はファンク、ハードロック、AOR、レゲー、カリプソと非常に幅色い要素が盛り込まれている。
機会があれば是非聞いてみて頂きたい。何ぶん古いアルバムなので手に入りにくいかもしれないが、その価値は十分にあると思う。
ジャケットにある、水着をはにかんだ笑顔で眺める彼の顔。脱ぎ捨てられた水着が、これほどカラッとダンディに似合う人はそうそういないだろう。最後に心からのご冥福をお祈りしたい。
オリジナル記事掲載日 '05.01.06
如何だったろうか??正直今だったら書き直してしまいたい部分があったが敢えて年数等の補足とiTunes Storeでの視聴方法に関する説明文以外はそのまま掲載する事にした。
Robert Palmer氏はわたくしが音楽活動を行っていた頃、多大な影響を受けたアーティストだった。Bossanovaを聴きだしたのも彼の楽曲”Between Us”が切っ掛けだったのを未だに覚えている。
彼の名を知る多くの人々は80年代のThe Power Station後のハードロック路線のサウンドを思い起こされるだろうが、その前も後も彼は非常に貪欲に民族音楽等の様々な音楽を自らの音楽に取り入れていたイノベーターであった。
彼の訃報が掲載された新聞を見た時の事を今でも鮮明に思い出す事が出来る。当時わたくしはあまりのショックに顔が青ざめてしまった...彼の新しい楽曲が二度と届けられる事が無いという事実を理解出来なかった。
非常に残念な事に今回紹介した”Double Fun”はCDに関しては既に廃盤となっている。しかし、幸いな事にiTunes Storeでは取り扱われているので楽曲自体を楽しむ事は出来る。願わくば高音質な環境でも楽しめる様にCDの再販をご検討頂きたいものだ。何より音楽は文化でもあるのだから。
改めてこの場をお借りして彼のご冥福をお祈りしたい。
参考リンク
wikipedia-ロバート・パーマー
wikipedia-パワー・ステーション
アップル-新潟県中越沖地震の被害を受けられましたお客様へ 特別修理サービスのご案内・熊本県梅雨前線に伴う大雨による被害地域の被害を受けられましたお客様へ 特別修理サービスのご案内
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大好きなのよねぇ↓
http://uk.youtube.com/watch?v=C4EJkI3hN0w
とぅとぅとぅらぶ♪
パワーステーション、カッコ良かったぁ
そういやiTunesに入ってないな(汗)
パソに詳しくないもので、こういったお話の方が
さびしい想いをさせなくて済むわよ〜(爆)
迷惑をお掛けしまくったCDMI(超冷汗)...
大丈夫で御座います。
CDMIもre:issueの予定で御座います(爆)。